NOTE2019.04.21

刈’s free noTe Vol.6

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こんにちは。刈です。
趣味もない、彼女もいない男が鉄拳から離れたらどうなるかと言ったら、仕事と酒。これに辿り着くようです。鉄拳が生活の中心だったということもあり、暇があれば家で飲んだくれのただのアル中。

鉄拳はやっぱり自分にとって偉大だったということですかね。誰かと会う時に稀にアーケードに寄る時があるのですが、まぁ誰にも勝てない(笑)
自分の手と脳と吉光がまるで自分のモノではないような感覚。元々日々の継続とモチベーション、人よりちょっと優れた当て勘で食ってただけであって、たかが4ヶ月まともに触らないだけでここまで落ちぶれるものかと。

この記事を書いている今まさに仕事で東京に来ていまして、3日前ぐらいに久しぶりに福士さんと店内対戦したのですが

福士さん「久しぶりで楽しかったよ。でも刈はあんまりやる気なさそうだったね。」

そんなことないんです。必死に食らいついて本気でやってたのですが、やっぱり相手の目には今の自分はそう映っているのか…と。

まぁ今も酔っ払いながらこの記事書いていて少しテンションおかしいのかもしれませんが、いつまた忙しくなるのか分からないので、今のうちに更新させてもらいますね。前置きが大変長くなりましたが、今回はリクエストをいただきましたので、それにお答えする番外編です。

二先を制する為に必要なこと、Kneeやqudansの安定感について考察する。

最初にはっきり言います。二先を制する方法とか僕も知りません(笑)
僕がそれを知っていたら、それを駆使して自分自身で猛威を振るっていることでしょう。

近年大会での結果が重要視されるようになり、二先の立ち回りというものはプロ格ゲーマーにとって最も重大な問題と言っても過言ではないのでしょうか?

僕もこれについては脳みそ煮えたぎるぐらい考え続けたものです。しかし明確な答えというものは今でも見つけきれていません。そんな難しい問題にも関わらず、なぜKneeやqudansは高い確率で好成績を残せるのか?僕なりに考察した結果を今回は書いてみます。

まず第一に考えられるもの。

『経験』

経験と一言で言っても何の経験だ?となると思います。もちろん総じて色んな経験はあると思いますが、最も大事なのは『敗北の経験』だと思います。

要は自分の負けパターンを沢山学習することによって相手の攻撃パターンや心理、リスクアセスメントを頭と体で覚えることの重要性。Kneeやqudansは信頼できるトレーニングパートナー達と日々意見と自らの思考を交換し合いながら長く鉄拳をして大会に出場しているものでしょう。

その経験が一般のプレイヤーよりも豊富なのが、まず一つかと。成長とは修正力であって、彼らは多くの課題に直面し多くを修正してきたのだと思います。

二つ目は

『練習環境、効率的な情報の循環』

これは僕の偏見かもしれませんが、日本人は段位に対して非常に価値観を抱いていて、常にランクマッチに励んでいる印象を持っています。それに比べて海外のプレイヤーはキャラ対策やコンボ練習、フレームの勉強に時間を費やしている印象です。

それらをこなしつつ、調べたことや練習したことをオフラインでお互いにぶつけ合い、またそこで様々な情報交換を行っているように思えます。オンラインが無かったころの日本のゲーセン風景に似てるところがありますね。店内対戦をひたすらやって、閉店後のゲーセンの前でみんなで対戦を振り返るような。

三つ目は

『性格、メンタル』

色んな国の人と話してきましたが、やっぱり日本人は特に勝ち気が薄い印象。良く言えば謙虚なのですが、なんとしても絶対に勝つ!これに命をかける!みたいな目標に向かって真っ直ぐに進む姿勢があんまり無いように思えます。

それは何故なんだろう?と考えた結果。日本人ってナルシストなんですよね。人目を憚らず自分の好きなことに集中するのがどうしても少し小っ恥ずかったり、もしそれが上手くいかなかった時のために自分が恥をかかないよう、言い訳や逃げ道を心のどこかに知らず知らずの内に作っているのだと思います。

海外のプレイヤーはとにかく自分の好きなこと自分のやる事には真っ直ぐな印象。ゲームに本気?かっこいいじゃないか!俺はゲームが好きなんだから本気でやって何が悪いんだい!?ジャパニーズ諸君は何を遠慮しているんだい!?こんな風に見えます。(偏見です)

ただこの心の持ちようが物事への集中力に繋がっているところも案外あるんじゃないかなと個人的には考えています。(ゲームに限らず)

すいません。ほんと酔っ払っててこれ以上浮かんできません…。ある程度書くことは頭の中に準備していたのですが、ウィスキーとストゼロによって忘却の記憶へ流されてしまいました。でも一生懸命書いてみました。

今回のお題については自分も未開の世界なので、いつか日本総勢力を合わせて答えに少しでも辿り着き、日本人プレイヤーとして栄光と時代を掴み取りたいものですね。正直日本人が活躍してると心の中では「なんだこいつ生意気シ○よ。」と思ってしまうのですが、負けたら負けたで「なんで負けるんだよ…勝ってくれよ…」と思う自分がいる。完全に情緒不安定で病気。

にっこにっこにー。

次回は『闘神祭FINAL。チームミラクル☆ロマンスとは。』です。

よろしくお願いします。ちょっと横になります。

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